大乗院寺社雑事記他雑感
源頼政・山本義経と丹波篠村庄・五箇荘庄・山本庄
京都から丹波へ、大枝山(現在の老の阪)を越えて口丹波(くちたんば)へ入り、丹波盆地へ入ったところが、篠村庄・五箇荘庄になる。平安期には藤原氏の国司が支配したようで、今昔物語にも篠村庄の不思議な茸の話が出ている。 その後平安後期に入ってから、...
赤井英和さん・ファミリーヒストリー
昨年NHKのファミリーヒストリーでジャーナリストの鳥越俊太郎氏の家系偽装が大問題となり、ネットを賑わした。私もブログに少し書いておいたが、いまふと思いついてNHKのサイトを見たら、なんとこの番組が打ち切りになっている。 昨年の末から今年の初...
戊辰戦争と丹波
幕末の動乱はその勢いを止めることは無く、薩州・長州の先方は伏見城を守る幕府へと突き進んでいった。正月だというのに彼ら何故新年を寿ぐことをしなかったのだろう。兵庫沖に停泊した幕府の艦船が2日の夕方に薩摩の艦船を砲撃したことが端緒だった。しかし...
桜が満開
今日は日中殆ど薄曇りで、満開の桜と空の色が合わない、鬱陶しい天気だった。近所の古民家にある樹齢100年近いであろう桜が、今年も綺麗な花を咲かせてくれている。この桜は普通のとは少し違い、花弁が大きいのである。樹齢との関係もあろうが、それにして...
三本さんへのお返事
三本 一博 様 長年パソコンを使って通信してきた。NiftyServeのパソコン通信時代から数えると。30年近くなる。その間Niftyのフォーラムなどで多くの方と知り合いになり、歴史の基礎知識を構築させて頂いてきた。パソコン通信からインター...
郡山城の桜と天守台
郡山城では明後日から始まる「お城祭り」の準備が着々と進んでいた。先ほど追手門付近まで見に行ったが、桜はまだ蕾の段階。大きさは小豆大程度であったので、開花は遅れるだろう。今日もこの寒さであるから、恐らくあと一週間はしないと咲き始めないと思う。...
蕾ふくらむ・・・・
暑さ寒さも彼岸まで・・・南都奈良ではお水取りが済まないと春は来ないと言われている。これは奈良で育った父が毎年口にしていた言葉だ。今は亡き父を思う時いつも浮かんでくる。高齢になった父は毎年多くの防寒具に包まり、3月始めまでは外へ出ることはなか...
お墓参りとサザエさん
今日は彼岸の中日。菩提寺へは18日の彼岸会法要で卒塔婆供養をして頂くためお参りしているが、墓所への献花はお中日にしているので、ちょっと大きめの墓所用のお花を買って、ご先祖に挨拶してきた。 若いころは春秋の彼岸と言えば、連休になるので遊びにゆ...
彼岸会法要 南無阿弥陀仏
今日は菩提寺にて春の彼岸会法要が行われた。私は必ず参拝し、卒塔婆供養をして頂いている。今日は少し離れた処のお寺から、副住職が法話にこられた。30を少し過ぎた方であったが、話が上手く、お年寄りたちをうまく引き付けて、約1時間の法話をされた。私...
大和郡山藩郷鑑
郡山藩の郷鑑はその存在は随分前から知られており、郡山市史にも一部掲載されているが、その史料を書籍化することは、近世の穢多・非人・夙・神子・隠亡などのことも記載されているので、史学者達も自ら手を挙げることはされなかったようである。 これを出版...