2016-04

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国司による大山庄濫妨

国より大山庄を購入したことにより、東寺は庄園から様々な年貢・貢物を徴取できるようになり、預所を任命し、その者に庄園の経営を委ねることとなる。この預所職になった者は庄園に政所を開き経営を行うのであるが、次第に自分は現地へ赴かず代理人に庄園業務...
中世史

丹波大山庄と宮田庄の確執(平安時代)

地頭が大山庄へ入部の後、隣庄摂関家(九条家)領宮田庄とその境界において様々な衝突を繰り返し、訴訟となり、その訴訟文書は中世丹波大山庄地頭の小領主化への過程として様々な論文に書かれているのであるが、実は地頭が入部するより遥か昔、平安時代よりこ...