何と言ったら良いのか・・・・・。鳥越俊太郎氏の東京都知事選立候補のコメントを聞いていたら、私が学生の頃(70年安保当時)学内で赤ヘル・青ヘル・黒ヘル・黄ヘルと色とりどりのヘルメットを被り、セクトごとにアジ演説を繰り返してきたバカ学生どもを思い出した。
公約の中に、私は人の言うことを聞く耳を持っていますというのがあったが、それなら先日来ネットで叩かれていた家系偽装報道について、「人として」けじめを付けることはされたのだろうか。
ご自身の事ではないにしても、実父や叔父たちが鳥越興膳の直系当主に多大な迷惑をかけたことへの批判には耳を貸されたのだろうか。耳を貸すということは、聞き流すことではない。社会人としての常識が通じない、70年安保当時のヘルメット学生と同じレベルとしか思えない。
sealSの某君が応援演説を受けているようでは、「頭の中はお花畑」と揶揄されても仕方ないだろう。
幾つものガンと戦い健康そのものだと自負しておられたが、「頭の中のガン細胞」には気づいておられないのかな。
いやはや、民進党・共産党の皆さんも、どえらい人を候補にしてしまったと、今はさぞかし慌てふためいていおられることだろう。
自民・公明の公認を受けられた増田氏がどこまで戦えるか見ものだが、小池氏の立候補宣言を無視して小池潰しの為に担ぎ上げられたことは明らかで、とって付けたような立候補の理由は都民には響かないだろう。
小池氏は兵庫の出身。大阪維新のやり方が今日市民に如何に支持されているかよくご存じの筈である。橋下氏や維新幹部との話は漏れてきていないが、知事報酬を半額にするなど、きっちり都民の支持を得られるように動いておられる。
利権に塗(まみ)れた都議会の先生方は必死になって小池潰しに繋っておられるようだが、恐らく大差で小池氏が当選されるだろう。そして、その次は地域政党の設立、大阪維新との連携へと舵を切られるのではなかろうか。大いに期待したいと思う。
それにしても橋下徹を担ぎ上げた、浅田・松井の両人は歴史に残る大した政治家である。かれらが意図したことは、今、東京へ大きな波となって届いている。
時代は大きく変わろうとしている。旧態依然とした地方議員は忽ち淘汰されるだろう。