中世史 丹波国桑田・船井両郡一揆衆 丹波国桑田郡・船井郡には以前少し触れたが「弓射連中」という組織があり、その連中の後胤には結構豊富な中世史料が現存している。江戸初期に書かれた「弓射連中」の由緒は過去の記事を見て頂きたいが、今回はこの連中の前身になる「丹波国桑田・船井両郡一揆... 2018.04.18 中世史京都・丹波武士の世界
奈良・郡山 幕末の大和郡山城再建について 昨日久しぶりに郡山城址にある柳澤文庫へ行ってきた。丁度幕末に郡山城が焼失したあと再建した在地の史料が何点か発掘され、既存のものと一緒に展示してあった。日曜日ということもあって理事さんと学芸員さんもおられたので、事務室でついつい話し込んでしま... 2018.02.09 奈良・郡山武士の世界
中世史 室町幕府奉行人の署名方法 極々偶にであるが、ネットに書かれている歴史関係のご質問にお答えすることがある。ここ2~3年は殆ど書かなくなったが、10年ほど前は時々書いていた。その中で、源平藤橘などの姓・朝臣と書いてあるものについてのご質問があったので、お答えしたことがあ... 2018.01.13 中世史京都・丹波武士の世界
京都・丹波 江戸中期の保津川下り(丹波亀山藩家老 松平新祐と皆川淇園) 国鉄山陰線の複線化工事により、嵯峨と馬堀(亀岡市)の間に新たなトンネルが掘られ、旧線が廃止になることとなったが、風光明媚な保津川沿いの線路を何とか残せないものだろうかと多くの方々が奔走された結果、嵯峨トロッコ鉄道をつくって旧線上を運行するこ... 2018.01.03 京都・丹波武士の世界
中世史 源頼政・山本義経と丹波篠村庄・五箇荘庄・山本庄 京都から丹波へ、大枝山(現在の老の阪)を越えて口丹波(くちたんば)へ入り、丹波盆地へ入ったところが、篠村庄・五箇荘庄になる。平安期には藤原氏の国司が支配したようで、今昔物語にも篠村庄の不思議な茸の話が出ている。その後平安後期に入ってから、源... 2017.12.16 中世史京都・丹波武士の世界
中世史 赤井英和さん・ファミリーヒストリー 昨年NHKのファミリーヒストリーでジャーナリストの鳥越俊太郎氏の家系偽装が大問題となり、ネットを賑わした。私もブログに少し書いておいたが、いまふと思いついてNHKのサイトを見たら、なんとこの番組が打ち切りになっている。昨年の末から今年の初め... 2017.04.21 中世史京都・丹波家系の遡及武士の世界
京都・丹波 戊辰戦争と丹波 幕末の動乱はその勢いを止めることは無く、薩州・長州の先方は伏見城を守る幕府へと突き進んでいった。正月だというのに彼ら何故新年を寿ぐことをしなかったのだろう。兵庫沖に停泊した幕府の艦船が2日の夕方に薩摩の艦船を砲撃したことが端緒だった。しかし... 2017.04.20 京都・丹波武士の世界
中世史 三本さんへのお返事 三本 一博 様長年パソコンを使って通信してきた。NiftyServeのパソコン通信時代から数えると。30年近くなる。その間Niftyのフォーラムなどで多くの方と知り合いになり、歴史の基礎知識を構築させて頂いてきた。パソコン通信からインターネ... 2017.04.08 中世史家系の遡及武士の世界
奈良・郡山 郡山城の桜と天守台 郡山城では明後日から始まる「お城祭り」の準備が着々と進んでいた。先ほど追手門付近まで見に行ったが、桜はまだ蕾の段階。大きさは小豆大程度であったので、開花は遅れるだろう。今日もこの寒さであるから、恐らくあと一週間はしないと咲き始めないと思う。... 2017.03.24 奈良・郡山武士の世界
奈良・郡山 蕾ふくらむ・・・・ 暑さ寒さも彼岸まで・・・南都奈良ではお水取りが済まないと春は来ないと言われている。これは奈良で育った父が毎年口にしていた言葉だ。今は亡き父を思う時いつも浮かんでくる。高齢になった父は毎年多くの防寒具に包まり、3月始めまでは外へ出ることはなか... 2017.03.21 奈良・郡山武士の世界