本家と関係を持ちなさい

お問い合わせを頂くのは、ご分家・婚家のご子孫でも、直系当主若しくは分家でも祭祀を継承している者のご了解を得ていれば、質問には応じます。

インターネットの世界では顔が見えません。ご自身で申し出て頂くだけでは不充分です。質問者の戸籍・除籍謄本が必要なことは申し上げることまでもございませんが、直系当主の戸籍謄本も提出して頂きます。
これを提出できない場合は、直系当主との関係が円満でないと判断し、一切のご質問には応じられません。

家系は個人情報で最も秘匿せねばならないものですので、江戸期の郡山藩藩士・卒についてのご質問を受けるに当たって、これだけは何があっても譲ることは出来ません。ご理解下さい。

遠祖の祭祀を代々継承しておられる方であれば、私に質問するまでもなく、遠祖のことは伝承されているでしょう。

祭祀を継承していないから遠祖を知りたいと思われることは理解できますが、それは御本家との間でいつの時代からか疎遠になって、交流が無くなっているのが原因です。

先ず、御本家に対し礼を尽くしてご挨拶されれば、殆どの場合、ここで質問される必要もなく、遠祖のことは判ると思います。

明治維新以降、世の中は大きく変わりました。特に第二次世界大戦で都市部は空襲を受け、命からがら生き延びた方々は、遠祖の系図・位牌など悉く消失されております。

それでも、菩提寺との縁は切れていませんので、墓所へ行けばそこには遠祖代々の墓石が厳然と残っています。従って、ここで私ご質問される必要はないでしょう。

近畿圏から離れておらえた場合は、伝承だけで他がわからない場合もあると思い、このコーナーを設置しております。

明治以降既に150年を経過していますので、その間、何代も分家を繰り返してこられていますから、末の末になれば、全く判らないことも多いと思います。
明治初期の本家が何処にお住まいなのかご存じない場合もあるでしょうが、ここへ質問される前に、ご親戚を聞きまわり、御本家をお尋ねして、遠祖代々を祀ってある仏壇(若しくは祖霊社)にお参りされれば、殆どのことは解決できる筈です。

そのうえで、確認の為に御本家とご一緒にご質問頂くのが一番良いと思います。

親の介護や相続に関してご本家と深い溝が出来ていることも多々あるでしょう。ケンカ別れのようになっていれば、本家から絶縁されたような状態もあると思います。

先ず、頭を下げて、長年の無沙汰を詫びることから始めないと、遠祖の遡及、則、家系の調査は出来ません。

仮にできたとしても、御本家の仏壇にお参りを許されない者達を遠祖が許してくれるとは、到底思えません。

ご質問頂いたことに対しては、手元に保存している史料・奈良県図書情報館に保管されている明治期の郡山藩関係の公文書などを参照して、文書に纏めてご送付致します。

メールへの添付ファイルでは一切送りません。
また、送付する先は、直系当主の元(遠祖祭祀を継承している者)宛てに送ります。

分家・婚家の子孫からご質問頂いていたとしても、最終的には御本家宛にしか送付致しません。コピーを貰われるかどうかは、本家当主の判断に任せまます。

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